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介護のプロがお答え 介護のお悩み解決コラム

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第24回 リハビリテーションは大切 ④

リハビリをテーマに取り上げてきた今回のシリーズ。これまでは私たち「フロンティアの介護」の特徴的な取り組みについて紹介してきましたが、4回目となる今回は、具体的に行っているリハビリの内容やその効果についてお伝えしていきたいと思います。

リハビリテーションは大切

週2回の笑顔のリハビリプログラム

リハビリと聞くと、どうしてもキツい負荷を体にかけるというイメージを持たれがち。実際にご入居者様の中にも「しんどいのはイヤ」と拒否反応を示す方は少なくありません。
もちろん、ご入居者様の状態によって変わりますが、私たちは「できるだけ楽しく、でも効果は上げる」という方針でリハビリに取り組んでいます。
前回までにご紹介した通り、リハビリメニューの策定は理学療法士が行い、実際の運用は各施設にいるFT(ファンクショナル・トレーニング・セラピスト)が担当するという形で行っています。
FTによるリハビリは週2回各20分程度。椅子に腰掛けてもらい、天井からぶら下げたゴム製の器具を使って行います。
FTの掛け声に合わせて体を動かすご入居者様の表情を見ると、みなさん笑顔。そう、この笑顔が大切なんです。

体を動かすことの楽しさを知ってもらうため

すべてのご入居者様に、「明るく前向きに活き活きと暮らしてほしい」という思いを、私たちスタッフは抱いています。そのために、自分の身の回りのことは、なるべく人に頼らず自分でやってほしいと考えています。
そこで必要となるのが体力。何事も体力がないことにはできません。だからこそ、リハビリを一生懸命行っていただき、体力のある人は体力維持、体力のない人は体力アップ、運動機能が低下してしまっている人は機能回復に努めてもらっているのです。
よい結果を出すためには、継続することが何より大切。「辛いし気分が乗らない」という状況に陥ることのないよう、明るい雰囲気づくりを何よりも重要視しています。
また週2回のリハビリの時間以外にも、さまざまな工夫が。テレビを見ながら手を動かしてもらったり、一緒に散歩に出掛けたりするのも、リハビリの一環。日常当たり前に行う動作に少しだけ負荷を加えることで、知らず知らずのうちに体を動かすことができるようにしているのです。ご入居者様に、日頃から体を動かすことの楽しさを知ってもらうように持っていくのも、理学療法士さんやFTさんの腕の見せ所だと言えそうですね。

リハビリ効果でご入居者様もスタッフも前向きに

FTの取り組みがスタートして3年目になりますが、結構施設内の雰囲気は変わったように感じています。
もちろん、いい風に変わっているんですよ。
ご入居者様も私たちスタッフもリハビリに対する意識が大きく変わりました。例えばご入居者様で言えば、イヤイヤやる人が少なくなったように思います。とくにFTが仕切ってやるリハビリは楽しい雰囲気のものなので、むしろ「次はいつやるのかね?」といった質問が聞こえてくるようになったくらいですから。
介護スタッフの意識も向上したと思います。FTの研修を受けた人が、毎回研修内容を各施設のスタッフにフィードバックしてくれるので、そもそもの知識が増えました。リハビリの重要性も理解できたように思います。
研修ではリハビリに関する知識のほかコミュニケーションスキルなども磨くので、FTが研修を受ける度に、どんどんと成長していき、頼もしく感じるようになりました。このように思っているのは私だけではないはず。各施設で働いているスタッフが、それぞれに感じていることだと思います。
やっぱり人間前向きになるって大事なことですよね。リハビリを楽しむことによって元気になっていくご入居者様、研修を通じてひと回りもふた回りも成長していくFTたち、その姿を見て自分も頑張ろうと努力するスタッフたち…。みんながみんな、前を向いて進んでいることが、各施設の明るい雰囲気を生み出しているのだと思います。これもきっとリハビリ効果ですよね?