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介護のプロがお答え 介護のお悩み解決コラム

みなさまの介護に関するお悩みを介護のプロが解決します

第3回 失敗しない施設選び①

皆様こんにちは。「フロンティアの介護」のとある施設で働いている現役介護士のサチです。
私が介護に関する悩みにズバリとお答えしていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

3回目のテーマは「失敗しない施設選び」のパート1です。
実は介護施設って、さまざまな種類があるのをご存じですか?
施設によって対象者やサービス内容、費用などはまったく違ったものになってきます。入ってから「こんなはずじゃなかった」と思っていては遅すぎます。

施設選びに失敗しないためにも、施設に関する基本知識は押さえておきましょう!

失敗しない施設選び

自分に合った施設を選んで余生を楽しく

前回、このブログで「在宅介護は結構たいへん!」というお話をしましたが、読んでいただけましたでしょうか?
なぜたいへんなのかというと、介護をする側のご家族様の負担が大きくなってしまうから。
その負担を減らすためにも、「任せられることは他の人に任せてしまったほうが楽ですよー」というのが私の結論です。

他の人に任せるということは、要するに私たちのような介護のプロに頼むこと。いまだに抵抗のある方も多いようですが、割り切って施設に預けてしまったほうが、親子関係などかえってうまく行くような気がしています。
ただひと口に「介護施設」といっても、その種類はたくさん。どこがどういう施設なのかをよく理解していないと、どこに入ればいいのか迷ってしまうことでしょう。

実際によかれと思って入所したのに、「思っていたところと違う」といって退所をしてしまう方も少なくありません。
なぜそうしたミスマッチが起こるかと言うと、1回目のブログでも書いたように、「どこでもいいから、すぐに入居先を決めたい」といって慌てて探す方が多いことも原因のひとつのように思います。

いくら荷物が少ないからといって、高齢でしかも介護の必要な方の引っ越しは、ご本人様にとってもご家族様にとっても負担の大きいもの。
きちんと自分に合った施設を選んで、余計な心配をすることなく楽しく余生を過ごしてほしいものです。
私なりに、施設選びの際に失敗しないためのポイントがいくつかありますので、紹介していきたいと思います。

サービス内容などによって9つに分類

まず、介護施設にはどんな種類があるか、ご存じですか?
このサイト内に「介護施設の種類」という特集ページがあるので、そのページに飛んでチェックしてみるといいですよ。

介護施設は全部で9つに分類されるのです。
ちなみにその9種類とは…
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
・養護老人ホーム
・軽費老人ホーム(ケアハウス)
・介護付き有料老人ホーム
・住宅型有料老人ホーム
・健康型有料老人ホーム
・サービス付き高齢者住宅
・グループホーム

こうやって分類してあるということは、それぞれの施設で提供されているサービスは違うということ。
どの施設がどのようなサービスを提供しているのか、詳しい話は特集ページを読んでいただくとして、興味のない方には住宅型有料老人ホームと健康型有料老人ホームの違いなんて、分かるわけがありません。
しかも、同じ分類の施設でも、おそらく運営している人によって雰囲気やサービスの内容なんかは違ってくることでしょう。
そう考えると、もうわけがわからなくても当たり前です。

施設選びのポイントは入居者様の暮らしやすさ

こうやって書いていると、「頭がこんがらがって、どうやって選べばよいか、余計にわからなくなったではないか!」という読者の皆様からのお叱りの声が聴こえてきそうです。
もしそうだったら本当にごめんなさい。要するに、施設選びはそれだけ難しいということが伝えたかったのです。

では、そろそろ本題の施設選びを失敗しないためのコツを教えましょう。
そのコツとは…
「入居後の生活設計をしっかりと描き、それに合った施設を見つけること」です。

まず間違えないで認識していただきたいのは、介護施設はあくまで介護される側の方が生活をする場だということ。
だからこそ、入居者様には、楽しく健やかに余生を送っていただきたいと思っています。
施設の主役は、入居者様。私たち介護スタッフは、入居者様が心置きなく生活できるよう、身の回りのお世話をするサポート役にしか過ぎません。
とにかく、入居者様が安心して生活できる環境を整えることが第一に考えられるべきなのです。

ところが、巷の施設の中には、施設の都合が優先され、入居者様が窮屈な暮らしを強いられているケースもあるようです。
昔、私たちの施設で暮らしていた入居者様が、月々の料金が安い別の施設へ移られたことがありました。
ところが、生活環境があまりにも違い、新しい施設での暮らしにまったくなじめなかったそうです。
来る日も来る日も泣きはらし、ついにはまた私たちの施設に戻ってくるということがありました。

これは極端なケースかもしれませんが、また事実でもあるのです。
やはり生活の基盤となる場所だけに、雰囲気が合う合わないは大切な要素。
フロンティアの介護をはじめ、体験入居などを行っている施設は多数あるので、実際に足を運び、その施設の雰囲気を肌で感じることが大切です。

入居者様のことを、施設によっては「入所者」と表現するところもあるようですが、私たちは必ず「入居者」と表現します。
そこには、単なる場所を提供するのではなく、一緒に生活をしてもらいたいという私たちの思いが込められているのです。

施設を選ぶ際には、ぜひ「生活」という視点を持ち、いろいろな施設を見て回ることをおすすめしたいと思います。