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介護のプロがお答え 介護のお悩み解決コラム

みなさまの介護に関するお悩みを介護のプロが解決します

第23回 リハビリテーションは大切 ③

介護に関するみなさんの悩みや関心事について、1つひとつテーマを掘り下げてお伝えしているこのブログ。今回のシリーズでは、リハビリについて考えていきます。前回は理学療法士についてスポットを当てましたが、今回は私たち独自の取り組みであるFTについてご紹介したいと思います。

リハビリテーションは大切

FTはほかに例のない独自の社内資格制度

FTって何ですか?」
まずはみなさんの頭をよぎるであろう、疑問にお答えしなければなりませんね。
FTとは、「ファンクショナル・トレーニング・セラピスト」。施設で暮らしているご入居者様のリハビリをサポートする人のことです。一定期間の研修を受け、理学療法やリハビリといった体や運動に関する専門的や知識や技術を習得した人だけができる仕事です。
「はて、そんな資格なんてあったかな?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ご存じなくて当然。このFTの制度は「フロンティアの介護」が独自に行っている取り組みだからです。
なぜ、FTという制度を始めたのかというと、会社全体でリハビリにしっかりと力を入れていきたいと思ったからです。
施設で暮らしているご入居者様の中には「リハビリ」という言葉に抵抗を感じるという人も少なくありません。理学療法士がメニューを決めて、「やってください」と言ったところで、きちんとサポートする人がいないとなかなかできないケースもあるため、リハビリをしっかりサポートする人材が必要ということで制度をはじめました。
それともうひとつ。介護スタッフのスキルとモチベーションのアップという狙いも含まれています。リハビリに関する知識を身につけることは、普段の介護サービスを提供する時にも役立ちますし、手当ても付くので、その分やる気になってくれるのではないかという思いもありました。

約60人のFTが各施設で活躍中

FTになるためには、理学療法士が作成したカリキュラムに基づく月に1度、約1年間(現在は半年間)に渡る研修を受講し、修了の認定を受けなければなりません。
1期生の研修がスタートしたのは2017年。各施設から選ばれたスタッフが受講し、初めてのFTが誕生しました。翌年には2期生の研修が行われ、現在は約60人のFTがそれぞれ所属する施設で頑張ってくれています。2019年の6月からは3期生の研修がスタート。年が明けた頃には、新しくFTの仲間入りをする予定です。
まだできたばかりの制度ですが、施設で奮闘するFT の姿を見て、「私もなりたい」という希望者が出るほど。介護スタッフにとって、ひとつの目標となっています。
研修では、一般的な介護の知識はもちろん、運動のメカニズムや理学療法、リハビリに関する知識や技術などを多岐にわたって学びます。人との関わり方といったコミュニケーションスキルの研修もあるそうですよ。この研修を受けて興味を持ち、将来は理学療法士を目指そうという人も出てきているみたいです。

充実した生活をサポートする強い味方

ではFTはそれぞれの施設でどんなことをしているのでしょうか。リハビリは週2回各20分程度、ゴムなどの器具を使って行うことになっていますが、実はいつやるかは施設ごとに委ねられています。FTは施設長などと、リハビリ用の時間を確保し、その時間になったら対象の人を集めて、リハビリを行うのです。
私の所属する施設のFTさんは、「楽しく笑顔でできるように心掛けている」のだとか。確かにリハビリは体に負荷がかかるキツい運動。上から目線で「やりなさい」と言って、ご入居者様の嫌気がさしてしまったら、元も子もありません。
そのため、できるだけ楽しい雰囲気をつくることが何よりも大切なのだそう。仲間が楽しそうに体を動かしている様子を見て「私もみんなと一緒にやってみたい」と言ってくるご入居者様もいるそうです。
体を動かす楽しさを覚え、健康状態がキープできれば、きっと生活も楽しくなるはず。FTはリハビリをサポートするだけではなく、ご入居者様の充実した生活をサポートする役割も持っているようです。まさにご入居者様の強い味方だと言えるでしょう。