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介護のプロがお答え 介護のお悩み解決コラム

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第28回 知っておきたいお金の話③

♪よーく考えよう お金は大事だよー
少し前、こんなフレーズのテレビCMが話題になりましたよね。覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、老後に安心して生活を送るためにお金は本当に大切なもの。収入面では現役で働いていた頃より確実に減るため、いかに枯渇させないようにするかが大切です。
そのために肝心なのが、いくら必要になるのかを事前に把握しておくこと。毎月いくら入ってきて、いくら出ていくのかを知っておけば、有効な対策が打てるからです。ということで前回は介護施設を利用する際にかかる費用をざっとお伝えしましたが、今回はもう少し細かく見ていくことにしましょう。

第28回 知っておきたいお金の話③-1

介護施設の利用料の内訳とは…

前回のこのブログで、介護付有料老人ホームを利用した場合の1カ月当たりの目安の金額はだいたい17万円程度だとお伝えしました。この金額を細かい項目に分けていくと、家賃相当額が7万円、管理費(水道光熱費を含む)が3万円、食費(1日3食を施設が用意)が4万円、介護サービス費が3万円となります。
ただしこの費用は必要最低限のもの。高級感をウリにする施設に入居をすれば当然のことですが家賃や管理費、食費は高くなります。
また、介護サービス費に関しても、受けるサービス内容によって介護保険適用料金は異なるため、手厚くサービスを受けるだけ費用負担は増えることになります。介護保険法で定められた人数を上回る介護職員や看護職員が配置されているような施設の場合、上乗せ介護費を請求されるケースもあります。
どういったサービスを受けるのか、自分の懐事情をしっかり把握した上で、事前にケアマネージャーとしっかり打ち合わせをしておくことをオススメします。

娯楽費や日常生活費は別途負担が必要に

介護施設はご入居者様にとっての暮らしの場。たまにはお洒落もしたいでしょうし、映画を見たり、本を読んだり、趣味の世界を思い切り満喫したいという気持ちも湧いてくることでしょう。久しぶりに面会に来てくれたお孫さんにお小遣いをあげたいという思いを持っている方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、そういったものにかかる費用は、別途自己負担となります。そういった支出を思い付くままざっと挙げてみましょう。

  • 被服費(洋服、肌着、靴など)
  • 雑貨費(歯磨き粉、石けん、シャンプー、洗剤など)
  • 理美容費
  • 交通費
  • 通信費(携帯電話など)
  • 教養費
  • 娯楽費
  • 冠婚葬祭費
  • 税金(所得税、住民税など)

 

例えば、食費は1日3食含まれていますが、おやつは別途という施設がほとんど。スイーツの好きな方なら、15時はケーキとコーヒーでまったりとカフェタイムを過ごしたいと思われるかもしれませんが、そういった費用も自己負担ですので、注意が必要です。

医療費がいくらかかるかも把握しておきましょう

施設の利用料以外に別途かかる生活費をご紹介してきましたが、もうひとつ大事なのをひとつ忘れていました。
それは医療費のことです。病気やケガで医者にかかった場合、診察代も自己負担となります。また、薬を飲んでいるという方の場合、薬代も自分自身で払わなければなりません。
ある程度お年を召されると、体のどこかにどうしてもガタが来てしまうもの。具合の重い軽いはあるかもしれませんが、何かしらの持病を抱えていらっしゃる方がほとんどではないでしょうか。
病院での診察代や薬代など、毎月かかる医療費などはある程度予測の立てられるもの。施設を選ぶ際は、表面的な金額にプラスして、別途自己負担金が必要になることをあらかじめ把握しておくことが大切です。
施設に入居したものの、思っていた以上にお金がかかり、出て行かざるを得ないといったことになるなんてことは絶対に避けなければなりません。
そんな寂しい老後とならないためにも、事前に現在の状況をしっかり理解しておくことは、なにより大切なことなのかもしれませんね。