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能登半島地震災害支援

フロンティアの介護では、2024年1月1日に発生した能登半島地震の復興支援として介護ボランティア活動を1月17日より始めました。

何も揃っていない状況から手探りでのサポートでしたが、徐々に体制が整い、被災された方々にも笑顔が増えてきた印象があります。 自然と我々サポートスタッフも笑顔になり、こちらが感謝の気持ちでいっぱいとなりました。

ここでは能登半島地震災害支援の派遣職員レポートをご紹介させていただきます。

非難された高齢者 1月20日レポートの画像
1月20日
全国各地からも沢山のボランティアの方達が限られた情報しかない中、必死で奮闘しております。 被災された方のお話を聞くと 「夜に5時間もかけてここに来た。家はなくなったが生きてここに来られて、皆さんに本当感謝している」 と話しながら泣いてしまわれる方もみえます。 あたりまえの事があたりまえじゃなくなってしまった現実の方々のお話しは本当に聞いてる側もつらいです…

写真は夜に5時間もかけて避難所に来た方です。 初めはずっとうつむき、誰とも話さない方でしたが、話しをするうちに新聞たたみをお願いすると災害の恐怖を忘れたように黙々とたたんでおられました。 (樋口さん)
1月25日
支援内容は、ボランティアという言葉で片付けるには厳しい状況ではありますが、厳しい状況をなんとかするのがフロンティアの精神。 派遣されたスタッフ全員が、災害現場でもしっかりと活かせております。 (宮川さん)
ポータブルトイレ 1月26日レポートの画像
1月26日
要介護者の避難所内では水が使えない為、トイレはポータブルトイレのみ。水道が無い為、手洗いは手指消毒のみ。全ての人が感染対策には不十分に置かれている中… 25日にようやく避難所内に流水が出る、手洗い場が設置されました。 これもまた支援する側がここには今、何が必要かを考えた結果の手洗い場です。

毎日、状況変化していく中、適切な対応をし、支援を続けていきたいと思います。 (樋口さん)
1月27日
医師、看護師で構成されているDMAT(災害派遣医療チーム)と福祉の専門職で構成されているDWAT(災害派遣福祉チーム)と連携し被災者の方々を支援しています。 体調不良の方がお見えになればDMATに報告し、必要な物品や環境改善があればDWATに報告します。 今まではホワイトボードを隔てて連携していましたが、これからはその壁を取り払い医療と介護の連携をもっと蜜にしさらに一致団結して取り組んで参ります。 (永田さん)
1月30日
衛生面が施設等と比べてあまり良くない状況ではありますが、できる限りのことを模索しながら支援を行っています。 対応策として、感染拡大防止のためのゾーニング(オレンジのテープが目印です)、ポータブルトイレの定期清掃、食前後のテーブル拭きなど行っております。 本日はガウンテクニックの講習会を行いました。 (筧さん)
2月2日
第一班や第ニ班の活躍のおかげでスムーズに業務に入れました。ポータルトイレの配慮が素晴らしい👍と感じています。業務にあたるスタッフの連携が素晴らしくワンチームです! (戸田さん)
節分レク 2月3日レポートの画像
2月3日
節分のこの日。少しでも楽しんでいただけるように、そして笑顔になれるように、スタッフ全員で準備をし節分レクを実施しました。
2月4日
ここでは日々変わる利用者様と支援スタッフの中で1つ1つの「情報」を確実につなぐ「連携」の重要性を強く感じております。 派遣スタッフの多くは当社の所属している全国介護事業者連盟からの派遣のスタッフが最も多くおり不思議と一体感をもって共に支援に取り組む事ができています。 (天野さん)
2月5日
現場で今感じている事は、被災者の方々は不安を抱えているはずなのに、そんな様子は一切見せる事なく、自分達に必ず笑顔で応えてくれます。人の強さ、凄さ、やりがいを日々感じています。 2月3日には節分レクリエーションを行いました。介護支援者でできる限りの準備をし、避難者様、支援者皆さんで盛り上げてくれました! (寺前さん)
2月6日
「一時的な避難施設」という役割から「中長期的な生活の場」という役割に変わります。 いよいよ介護の力が必要とされ介護が主体の新しい形を模索する会議が毎日何度も何度も行われております。 ベッドもない、洗面台もない、お風呂もないもちろん人もいない。 それでも私たちにはアイデアと工夫があります。そしてそれを形にできるチームワークかあります。 (宮川さん)
2月13日
私達のいる「いしかわ総合スポーツセンター」は震災被害が大きく、住み慣れた地域での生活が困難な方々に対して二次避難所への入居までの間高齢者、障がい者、乳幼児などの支援が必要な方々を対象に「一時的」な仮住まいとして震災後の早い段階で「1.5次避難所」として設立されました。 多くの悲しみや不安を抱えている入所者さんに対して生活の場の中で安易な声掛けや対応は難しく私たちに出来る事は限られているかもしれませんが1つのテーマとして「笑顔」でいられる時間を作れたらと思い、皆で支援をしております。 (天野さん)
足浴セット 2月16日レポートの画像
2月16日
出発チームに足浴セットを持って行ってもらいました。
2月17日
私達が石川県入りした際はこちらのエリアは全国の都道府県D-MAT(災害派遣医療チーム)主体で運営をしておりましたがD-MATの完全撤退が2月18日に正式決定し災害医療の現場から生活の場へと確実に移行する事となりました。 愛知、三重、滋賀、長野、富山のD-MAT(災害派遣医療チーム)、石川県健康福祉部、D-HEAT(災害時健康危機管理支援チーム)、JRAT(災害リハビリテーション支援協会)、JDA-DAT(栄養士会災害支援チーム)、日本MSW協会、JCMA(日本ケアマネ協会)、日本看護協会(災害支援ナース)、日本薬剤師会、介護混成チームの代表が参加される定期ミーティングになります。 今回の災害支援についてはフロンティアの介護が軸となり熊本県D-WATと共に継続的に支援スタッフを派遣する事ができた事により生活の継続支援ができたと思っておりますが今後の介護業界の課題として、このような災害時を想定した支援チームとしても1つの横断的な組織として介護事業者連盟が先頭に立っていく必要性について強く感じました。 (天野さん)
2月19日
昨日から入浴支援の方々がチーム加わりました。シャワー室内に浴槽を設置し入浴して頂きました。 久々のお風呂で「気持ちが良いね」と大変喜んでおられました。 お風呂に入るという生活の中に楽しみが生まれました。私たちにとって当たり前の日常でもここでは違います。みなさんの日常が戻ってくるまで全力でお手伝いさせて頂きたいとおもいます。 (大野田さん)
支援派遣スタッフ 2月20日レポートの画像
2月20日
介護ができることは何なのか、医療ができることは何なのか、民間の企業ができるのは何なのか、日々状況が変わる中、皆試行錯誤しながらチームケアを行っています。

2月18日は各都道府県のDMATの派遣が終了しました。しかし、被災されている方に終わりはありません。少しでも笑顔になっていただけるよう一生懸命お手伝いさせていただきます! (小田切さん)
介護・医療ケア 2月20日レポートの画像
レクリエーション「お花づくり」 2月20日レポートの画像
レクリエーション「習字」 2月21日レポートの画像
2月21日
このような緊急時に多くの方が手を取り合って介護の現場が作り上げられてる事にとても感動すると共にとても勉強させて頂いております。 日々改善されていく食事や入浴など生活に楽しみが増えて利用者様の笑顔が華やかになっていくように感じています。 利用者様の当たり前の生活が戻るにはとても時間がかかるかもしれませんが全力でお手伝いをしていきたいと思います。 (伊藤さん)
レクリエーション「切り絵」 2月23日レポートの画像
2月23日
毎日様々なボランティアの方が来られております。沢山の笑顔の花が咲くように日々取り組んでおります。 (小田切さん)
体操 2月24日レポートの画像
2月24日
ボランティアの方も多くこられ、レクリエーションにも協力いただき、少しずつおこなうことが出来てきました。折り紙や貼り絵、書道も行い、みなさん楽しそうにされているのを見るととても感慨深いです。 今こちらでも生産性向上に取り組んでいます。最近では口腔ケアや排便調整、入浴サイクル等課題はいっぱいですが、これまでの施設での経験から導き出しています。 介護のボランティアに来られる方々も復興の熱い想いをもっていらっしゃる方が多くいます。これもご縁! (松浦さん)
支援派遣スタッフ記念撮影 2月25日レポートの画像
2月25日
利用者様の顔や性格などを段々と覚えてきたのと同時に、私の顔を覚えて下さる方もおり大変嬉しく感じております。

ダンボールベッドがいくつか介護ベッドに替わったり、入浴できる人数が増えてきたりと着実と生活の向上がされています。 手探りで行っている介護の中で日々利用者様の生活が改善されていく事を目標として最後まで寄り添ったチームケアをしていきたいと思います。 (伊藤さん)
介護・医療ケア 2月25日レポートの画像
体操 2月25日レポートの画像